「今年のお天気は、変ですね」
が挨拶だった四月が終わり、五月になりました。
昨年拾っておいたドングリ達、どれも穴が空いています。
勾玉に開けた穴のようで、そのまま紐に通せば首飾になりそうです。
♪楽しや五月、草木は萌え 小川の岸に菫匂う
優しき花を見つつ行けば、心もかろしそぞろ歩き♪」(訳詞・青柳善吾)
五月の声を聞くと歌い出したくなります。
これは、モーツアルトの最晩年の曲だそうで、
「春への憧れ」と云う作品名のとおり、春を迎えた喜びに満ちた曲。
ドングリの中の※虫たちは、楽しや五月とばかり外に飛び出したのでしょうか。
望岳苑の裏手のオオミスミソウは開花しましたが、白山麓の五月は、
例年に比べちょっと春が遅いようで、
楽しや五月と歌うのはもう少し先になりそうです。
※ドングリの中にいたのは、シギゾウムシの仲間でした。
この仲間は、冬前にドングリから出て土の中にもぐり、蛹室を作って幼虫で越冬し、翌春、蛹になって羽化するとの事。ただし、シギゾウムシの仲間については生態が詳しくわからない事が多く、成虫を捕まえてみないと真犯人は解らないようです。
石川県ふれあい昆虫館の方に教えていただきました。
謎の虫は、楽しや五月とどんぐりから出たわけではなかったのです。
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